ヘナの歴史
ヘナの歴史は古く、紀元前より人々に使用されてきました。古代エジプトではヘナは神聖なものとされ、ミイラを包む布をヘナで染めていたそうです。世界三大美女の1人であるクレオパトラも、白髪染めや爪を染色するために使用していたという逸話もあります。
ヘナはヒンドゥー教の神様である、富と幸運を司る女神ラクシュミーが好む植物とされているため、今でも結婚式やお祭りなどの祝い事の席では、ヘナで体に模様を描くメヘンディが施されます。
ヘナは染料としてだけでなく、デトックス作用もあります。インド・スリランカ発祥の伝統医療であるアーユルヴェーダを代表する薬草の1つとして、ヘナは万能薬として使用されてきました。