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お雛様のお顔のしみと冷えのぼせ。

2018/02/28コラム
兵庫県丹波市 篠山市 京都府福知山市で鍼灸をお探しなら

美容鍼灸・美腸ダイエットサロン ヒバリです。

ヒバリ代表 やすこです。いつもブログをお読み頂きありがとうございます。


だいぶ寒さが和らぎ、丹波でも日が長くなってきました。

雪の日から…



雪解けでつららを見て…



梅の花が咲き…

春ですねぇ

明日から3月ですが、先日遅ればせながらお雛様を出しました。



久しぶりのご対面

今は亡き祖母が私に買ってくれた、その当時の高級な(笑)立派な7段飾りです。

ちなみに調べてみると、七段飾りは高度経済成長期以降、八段飾りはバブル期以降に多かったそうですが、今はひと家族の人数も減りマンション世帯も多いので、もっとこじんまりしたものが主流のようです。

 

3月3日ひな祭りは桃の節句とも言いますが、この季節の節目に女子の健やかな健康を祈る行事でもあります。男子の行事に比べたら、女子のは華やかでかわいいですね。

幼い時はキレイだな、と思っている程度だったと思いますが大人になってから見ると、ちゃんと桜と橘、桃の花と菱餅が飾ってあり…あっいま気が付きましたが桜と橘の位置が逆で飾ってしまってました(笑)あとで直しておきます。『左近の桜、右近の橘』といいますもんね。

桜は天皇の左側になり、これは宮中の紫宸殿の敷地に実際に植えてある樹木の並びだそうです。
昔は左の方が位が高いという伝統がありましたから、4段目の随身(ずいしん)も2人のうちの白いおひげを生やした年配者を向かって右にお飾りするんですね。

 

お飾りする場所や、それぞれに持たせる道具、お顔の表情などに意味があり、私は完成形の写真を見ながら(笑)お飾りしましたが(それでも間違ってる…)、調べてみるとなかなか興味深い、へーそうだったのかという事ばかりでした。

5段目にお飾りした仕丁(しちょう)のお三方は、月代(さかやき)を削った頭をしていますが、月代(さかやき)というのは、江戸時代以前の日本にみられた成人男性の髪型において、前頭部から頭頂部にかけての、頭髪を剃りあげた(抜き上げた)部分を指すそうです。

さかやきの語源は諸説あるようですが、サカイキの転訛であるということで、戦場で兜をかぶると気が逆さに上るから、そのイキを抜くためであるという説が広く認めらているとの事。(ウィキペディアより)

東洋医学では気が上に上がる事を『逆気』『気逆』ともいいますが、いわゆる『のぼせ』ている状態です。戦場のような殺気だったところで気が逆さに上ったら、ゆでだこちゃんみたいな感じでしょうか?

気は本来は頭から足へ向かって、もしくは体の中心から体の端っこのほうへと向かいますので、逆さまに気がのぼってしまうと冷えのぼせ、頭痛、胸がドキドキ(動悸)などを引き起こします。

鍼灸では『逆気』している状態、そして女性を悩ませる更年期障害の症状のひとつ、ホットフラッシュやのぼせも治療の対象となります。

もしお悩みの方がおられましたらご相談くださいませ。

 

そしてそして、今回久しぶりにご対面したお雛様ですが、何人かは経年変化によりお顔の白いお肌に『しみ』がありました。

大小大きさはさまざまですが『しみ』も美容鍼灸の治療対象です。しみの種類もいろいろあり、鍼灸でカバーできないものもありますが、詳しくはまたの機会に書きますね。

『しみ』にお悩みの方もご相談くださいませ。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました!